ともみ先生のハッピー子育てライフ 第24回「噛む・飲む」機能を育てる黄金期は離乳食期!
みなさん、こんにちは!
我が家の息子もすくすく成長し、無事にお食い初めを迎えました!
両家のおばあちゃんたちに見守られながら、立派な鯛とアワビに口ペタ。
これで「一生食べることに困らない」準備はバッチリです!
無事にイベントを終えられて、家族一同ホッとひと安心。
みんなでおばあちゃんが心を込めて作ってくれたお祝い御膳を、美味しくいただきました!
(※当時の思い出を振り返りながら書いています^^)
「噛む・飲む」は自然にできるわけではない?
今回は、子どもの発達においてとても大切な「離乳食期の重要性」についてお話しします。
消費者庁の発表によると、食品の誤嚥(ごえん)による窒息事故で、2014年〜2019年の6年間に14歳以下の子どもが80名亡くなっており、そのうちの約9割が5歳以下でした。
最近でも、凍らせたゼリーを喉に詰まらせて4歳男児が亡くなるなど、痛ましい事故のニュースが後を絶ちません。
また、北上市の保育施設で当時1歳2ヶ月のお子さんがバナナを誤嚥し、低酸素脳症による重い障害を負うという事故もありました。
発生直後は十分な周知がなされなかったことからも分かるように、死亡に至らない重度障害の件数は公式な統計に出にくく、私たちの見えないところで日々誤嚥事故が起きている可能性があります。
事故後の報道では保育園や学校側の管理責任が問われることが多いですが、私は予防の本質として「お子さん自身の口腔機能(お口の使い方)の発達」も非常に重要な視点だと考えています。
機能獲得の黄金期=「感受性期」を逃さないために
体の機能の獲得や発達には、最も適した時期である「感受性期(かんじゅせいき)」があります。
もちろん感受性期を過ぎてからでも獲得は不可能ではありませんが、あとから身につけるには相当なトレーニングと努力が必要になると言われています。
そして、一生の食を支える「噛む(咀嚼)・飲む(嚥下)」という機能を身につける最適な時期こそが、まさに「離乳食期」なのです。
「えっ、『噛む・飲む』なんて教えなくても勝手にできるようになるのでは?」と思われるかもしれません。
実は、赤ちゃんがおっぱいを吸う動作(哺乳)は「原始反射」といって生まれつき自動でできるものですが、「噛む・飲む」は学習によって後から身につけなければならない運動なのです。
みなさんは、自転車に乗れるようになるまでどれくらい練習しましたか? 転んだり、お父さんやお母さんに支えてもらったりしながら乗り方をマスターしていくように、「噛む・飲む」も失敗と経験を繰り返しながら覚えていく機能です。
また、発達には正しい順番があり、「基礎 → 応用」の順でステップアップしていきます。
つまり、応用である「噛む・飲む機能」をスムーズに獲得するためには、基礎である「正しく授乳できるお口」が育っていることが大前提になります。
(※正しい授乳や抱っこについては、ぜひ過去のブログもご覧くださいね!)
次回からは数回にわたり、当院で実践・おすすめしている「神の前流カミカミ離乳食」について詳しくお伝えしていきます! 離乳食の進め方に悩んでいるママ・パパ必見の内容ですので、ぜひお楽しみに〜^^


